「TOEIC50点アップしたいけど、何時間かかるの…?」
「500点から600点は難しい…?」
こんな悩みを抱えていませんか?
でも安心してください。今回は「1ヶ月でTOEIC50点アップし、550点から600点になる勉強法」について解説します!
この記事を読むことにより、
- 1ヶ月で700点アップも可能になる3つの勉強法
- 単語の覚え方3つのポイント
- パート5対策の2つのメリット
など他では知ることのできない情報を学ぶことができます。
英語が苦手で大学受験でも英語を避けた私。初めてのTOEICは495点。仕事と育児に忙しく、勉強時間は1日1時間しか確保できない。
しかし、本気で英語の勉強を始めて3ヶ月でTOEIC850点を取得しました。
そんな私が実践した、ガチで効率が良いと感じた勉強方法を余すことなくお伝えします!
お読みいただけると、1ヶ月でTOEIC50点アップする具体的な方法が分かります。
ぜひ、じっくりとご覧ください。
目次
TOEICで50点上げて500点から600点になるための基本
まずは、TOEICで50点上げるための基本を解説します。
- 何問正答数を増やす必要があるか
- その日の運で大きく左右される
何問正答数を増やす必要がある?
TOEICで50点上げるためには、おおむね10問正答数を増やす必要があります。
リスニングとリーディングで5問ずつ正答数を増やせば、50点アップを実現できます!
550点〜600点はその日の運で大きく変わる
TOEIC550〜600点の方は、その日の運によってスコアが大きく変わります。
なぜなら、600点のスコアでは200問中120問ほどの正答数なので、適当に回答した問題が運良く正解していればスコアは伸びますし、運悪く不正解となればスコアは下がるからです。
900点以上になると181〜184問は正解しています。答えが分からず適当に回答する問題が少ないため、運によってスコアが大きく変動することはありません。
言い方は悪いかもしれませんが、550点〜600点は誤差の範囲なのです。
600点と言わず700点を目指そう!
ここまで、
- 50点アップのためには10問正答数を増やす必要がある
- 550点〜600点は誤差の範囲
と解説しました。
550点~600点では、分からない問題が多くを占めるため、勘で解く問題が多くなります。
そのため、運が良ければ600点を達成できることもあるでしょう。
しかし、運で達成した600点では、本物の英語力とは言えません。安定して600点以上のスコアを獲得できてこそ、真の実力と言えるでしょう。
安定して600点以上のスコアを取るためには、700点を目指して勉強するべきです。なぜなら、550点から600点は誤差の範囲ですが、700点まで伸ばせると運ではなく実力です。
確実に英語力が身についていると言い切れます。
700点を目指して、運に左右されない実力を身につけましょう!
TOEICで50点上げるために必要な勉強時間は?
TOEIC対策本を出版しているオックスフォード大学出版局によると、TOIECで100点上げるには200〜300時間の勉強時間が必要とされています。
550点から700点を目指すなら、300〜450時間も必要という計算です。
300時間!?700点なんて絶対無理…
そんな方も諦めてはいけません。
正しい勉強方法を実践すれば、1ヶ月で150点アップし、700点を目指すことも可能です。
私も過去に間違った勉強方法で時間を無駄にしました。半年間、毎日勉強したのに、スコアが下がったんです…
そこから、いろんな本を読んで正しい勉強方法を研究しました。
最終的にたどり着いたのは、非常にシンプルな勉強方法。このシンプルな勉強方法のおかげで、わずか1ヶ月で150点アップ、3ヶ月で850点を達成できました。
以下に、私が実践したシンプルなTOEIC勉強方法をご紹介します!
シンプル!1ヶ月でTOEIC50点アップする勉強方法
1ヶ月でTOEIC50点アップを実現するためには、以下の勉強方法を実践しましょう。
- 勉強法①:単語を覚える
- 勉強法②:パート5対策する
- 勉強法③:公式問題集を解く
この3つを徹底するだけで、あっさり50点アップを実現できます。
そんな簡単な勉強方法でいいの…?
勉強方法はシンプルな方がいいんです!
それでは、以下にこの3つの勉強方法を詳しく解説していきます!
勉強法①:単語を覚える
TOEICであっさりと点数を上げるためには、単語を覚える必要があります。なぜなら、TOEICでなかなか点数が上がらない原因は単語力にあるからです。
長文を読んでも内容を理解できない。長文を読むスピードが上がらない。パート5の文法問題が解けない。リスニングが聞こえない。リスニングのスピードについていけない。
これらの原因はすべて単語力不足です。単語を覚えると、驚くほど英語が読めるようになりますし、驚くほど聞き取れるようになります。
単語を覚える際には、以下の3つの点に注意するようにしましょう。
- 発音をかならず確認する
- テンポよく次々進む
- 瞬時に単語の意味が分かるように
発音をかならず確認する
単語を覚える際には、必ず発音も確認しましょう。
なぜなら、発音を確認せず、アルファベットだけを目で追うと、無意識のうちに誤った発音が頭にインプットされるからです。
たとえば、「subtle(微妙な)」は「サトゥ」とbを無視して発音します。しかし、発音を知らないと「サブトゥ」と言ってしまいますよね。
この誤った発音がスコアに大きく影響します。なぜなら、誤った発音で覚えた単語は当然聞き取れないからです。
一度、脳内にインプットされた発音を消すのは困難です。変な癖が直らないのと同じです。
単語帳を選んだら、最初は発音を確かめながら読み進めるようにしましょう。
テンポよく次々進む
単語を効率良く覚える方は、「覚えようとしないこと」が重要です。
なぜなら、ひとつずつ完璧に覚えようとすると一日に触れる単語数が減りますし、単語帳を見るのが嫌になるからです。
そのため、単語帳は意味と発音を確認したら次に移りましょう。1単語10秒~20秒ぐらいのペースでテンポよく進むことが重要です。
1単語10秒のペースで進めれば、30分で180個の単語に触れることができますね!
人は一日経ったら74%も忘れると言われています。そのため、間隔を空けず、何度も繰り返し触れることが重要です。
2周目以降、完璧に覚えられた単語は軽く触れる程度で構いません。1秒眺めて次に移ります。こんな感じで繰り返せば、1周にかかる時間はどんどん短くなります。
単語帳は5周もすれば、9割は覚えられます。残りの1割は気合です笑
1冊の単語帳を完璧に覚えれば、TOEIC700点レベルの単語力は充分に身につきますよ!
瞬時に単語の意味が分かるように
単語は瞬時に意味を理解できる必要がありません。なぜなら、リスニングでは単語の意味をじっくり思い出す時間がないからです。
たとえば、「thank you」と言われたら「ありがとう」と瞬時に変換できますよね。英語が苦手な方でも、完全に頭に入っている単語であれば、聞いただけで瞬時に意味が分かると思います。
しかし、あいまいなまま覚えている英単語の場合、リスニングでその単語が読まれても瞬時に意味が出てきません。
「う~ん…なんていう意味だったかな…」と思い出しているうちに、どんどんリスニング音声は先に進んでいき、取り残されてしまいます。
もちろん、リスニングだけではありません。リーディングの場面でも、いちいち意味を思い出していては、時間がいくらあっても足りません。
つまり、英単語は読まれた瞬間、見た瞬間に意味が分からないと意味がないのです。
単語帳を見るときは、英単語を見て瞬時に意味が分かるまで、何度も何度も繰り返しましょう。
おすすめの単語帳は「金のフレーズ」
TOEIC対策の単語帳として最もおすすめなのは「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」です。
TOEIC単語帳の定番中の定番です!私もボロボロになるまで何度も読み返しました!
「金のフレーズ」のメリットは本当に本番の試験で出題されることです。100回以上TOEIC満点を獲得している著者が出題される英単語をレベル別に厳選してくれています。
この1冊を完璧にするだけで、50点どころか、あっさりと150点アップも可能です。
単語帳は迷うことなくこの1冊を購入すべきと言い切れますね!
勉強法②:パート5対策をする
TOEICであっさり点数を上げるためには、パート5対策が必要です。なぜなら、パート5対策は以下の2つのメリットがあるからです。
- パート5はスコアを伸ばしやすい
- パート5を素早く解けるとパート7のスコアも伸びる
また、パート5を勉強すると、英文法の基本を身につけることができます。英文法が身についくと、リスニングでもリーディングでも非常に有利になります。
意外ですが、英文法が身につくと驚くほど英語が聞き取れるようになります
英文法の理解のために文法書をすべて理解しようと思うと、時間がいくらあっても足りません。そのため、TOEICに適した英文法対策を行う必要があります。
その対策がパート5なのです。
パート5はスコアを伸ばしやすい
パート5はスコアを伸ばしやすいメリットがあります。
なぜなら、パート5にはお決まりのパターンがあるからです。
もちろん、単語力や語彙力がないと解けないような難問もありますが、パターンを知っているだけで解ける問題が大半を占めています。
そのため、勉強すればするほどスコアに反映されるパート5はスコアアップに非常に効率が良いと言えます。
パート5を素早く解けるとパート7のスコアも伸びる
パート5はパターンが決まっているため、勉強すると解くスピードがどんどん上がります。
たとえば、頻出パターンのこちらの問題。
(A) benefit (B) benefits (C) beneficially (D) beneficial
正解は「(B) benefits」です。
選択肢のうち、複数形名詞は(B)となります。
この問題はパターンが分かっていれば3秒で解けます。むしろ、3秒で解かないといけません。
TOEIC550点〜600点の方はパート5に時間をかけすぎている傾向があります。パート5は10分を目指すべきです。
10分で全問解答するためには、1問当たり20秒で解く必要があります。簡単に解けない問題もあるため、お決まりパターンの問題は素早く解かなければなりません。TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
パート5の後のパート7は時間との戦いです。そのため、パート5を早く終わらせて時間を確保することが重要になります。
パート5を素早く解けるようになると、全体的なスコアアップも狙えるようになりますよ!
おすすめの単語帳は「でる1000問」
TOEICのパート5対策として最もおすすめなのは「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」です。
「でる1000問」のメリットはボリューム。1000問以上収録されているため、この1冊を完璧にできると、パート5対策は完璧と言い切れます。
著者は「金のフレーズ」と同じTEX加藤さん。100回以上TOEIC満点を獲得している講師が頻出パターンの問題を厳選してくれています。
ただし、ボリュームが多すぎるのが逆にデメリットです。1ヶ月で完ぺきにするのは難しいかもしれません。
長期的に英語力を身につけるため、コツコツ続けていきましょう!
勉強法③:公式問題集を解く
単語と文法を勉強しつつ、公式問題集を解きましょう。なぜなら、本番に即した対策は必ず必要だからです。
1ヶ月で50点アップを目指すと決めたら、真っ先に公式問題集を解いてみましょう。
まずは実力診断です!
問題を解き終わり答え合わせをしたら、丁寧に復習しましょう。分からない単語、リスニングで聞き取れなかった箇所、気になった文法など、すべてマーキングしていきます。
その後、何度も復習し、完璧に解けるようになるまで繰り返し解きましょう。自然と英語力が身についていきますよ!
公式問題集のダウンロード音声は使いやすい!
こに記事を書いている時点で、公式問題集はvol.1~vol.11まで出版されています。この11種類すべてでリスニング音声は専用アプリからダウンロード可能です。
TOEICのリスニング対策本は多く出版されていますが、もっとも使いやすいのは公式問題集です。
私もいろんなリスニング対策の教材を試しましたが、一番使いやすいのは公式問題集でした
アプリを起動し、音声を再生するだけ。これだけで即勉強を開始できます。
また、音声は0.8倍、0.9倍、1.2倍、1.5倍を選択可能。聞き取れない箇所はゆっくり再生でじっくり聞き取り、慣れてきたらスピードを上げてリスニング力をどんどん向上させることもできます。
リスニングの勉強はスキマ時間の活用が重要です。スマホとイヤホンがあれば、10秒で勉強を開始できる公式問題集は非常にありがたい教材ですよ!
まとめ:TOEIC 1ヶ月で50点上げる勉強法
この記事では、1ヶ月でTOEIC50点アップし、550点から600点になるための勉強時間と勉強法について解説しました。
- 1ヶ月で150点アップし700点を目指すことも充分可能
- 効率の良くスコアを上げるためには、単語と文法を鍛えること
- 公式問題集はTOEIC対策で必須
やみくもに勉強を開始せず、効率の良い勉強法に集中すれば、短期間で大幅なスコアアップも夢でありません。
効率良く勉強しましょう!